ただ見るだけで乙女心をくすぐる罪作りなハンサム・ガイたち。むしろその罠に落ちたい(?)すべての女性たちにお贈りする、注目の男性セレブリティ・コレクション。アナタのお気に入りも登場するかも!?
テオ・ジェームズ(Theo James) photo/gettyimages
正義感の強いエリート外交官は、結婚して私生活も充実
アメリカ軍爆弾処理班の姿を描いた映画『ハート・ロッカー』や、実在の米海軍兵で、狙撃手のクリス・カイルの半生を描いた『アメリカン・スナイパー』など、2003年から始まったイラク戦争を題材にした作品は、数多くあります。当時イラクでは、フセイン大統領政権下のもと、長い間経済制裁が行なわれ、国民の困窮状態が続いていました。
それを支援しようと、1996年からはじまったのが、国連による「石油・食料交換プログラム」です。しくみとしては、国連がイラクの石油を管理して販売し、そのお金で食料や医薬品などの必要物資を購入、そして買った物資を国民に供給するという形。ところが、巨額の不正疑惑が浮上し、同プログラムは2003年に終了。調査協力を国連が拒否したため、いまでも解決していない大事件となっているのです。
その「石油・食料交換プログラム」国連職員として働いていたマイケル・スーサンが、自身の経験をもとに書いた小説を実写化した映画『バクダッド・スキャンダル』が、現在公開中です。同作の主人公、スーサンのモデルともなっているマイケル・サリバンを演じているのが、テオ・ジェームズ。父のように、自身も世界をまたにかけて活躍する外交官になりたいと、国連の門を叩き、「石油・食料交換プログラム」の仕事に就くことになったマイケル。ですが、やがて国連の汚職を発見し、不正を暴こうとする正義感に満ちたキャラクターです。
そんな道徳心の強いエリート外交官に扮するテオは、1984年12月16日生まれのイギリス出身。人類最後の生存者たちの姿を描いた映画『ダイバージェント』シリーズで、シェイリーン・ウッドリー扮する主人公トリスの恋人トビアス役で知られています。今年2018年8月には、女優のルース・カーニーと結婚し、私生活もますます充実していくテオに、期待が高まります。
写真は、2015年、〈ヒューゴ・ボス〉香水の広告塔に就任した時。
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正義感あふれるエリート国連職員を好演
映画『バクダッド・スキャンダル』のワンシーン。テオ扮するマイケルの上司で、国連事務次長コスタ・パサリス(ベン・キングズレー)と。アカデミー賞主演男優賞受賞者であるベンと、同等に渡り合う圧巻の演技力。
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健全な精神は、健全な肉体に宿る
同じく『バクダッド・スキャンダル』のワンシーン。「エリートは、心身共にタフでなければならない法則」を、見事具現化している姿。
シャツは、時々タックインせずカジュアルに
スーツなど、かっちりしたスタイルの多いテオですが、カジュアルなシャツの着こなし方も熟知しています。こうしたカジュアルさを出すには、ボトムをブラックなどの無彩色にすると、どんなトップでもあわせやすい。腕まくりもこなれたカンジ!
オールブラックは、素材の違いでキメる
テオお得意のスーツは、全身を黒で統一。整った体型だからこそ、こんなにかっこいいのが大前提だが、一色でまとめる時は、違う素材のアイテムを投入することで、こなれ感が出る。