巨匠ジョージ・ルーカスの原案をもとにしたSF作品の金字塔『スター・ウォーズ』シリーズ。現在、シリーズ最新作の映画『ハン・ソロ』が公開中ですが、つい先日の7月20日には、アニメ『クローン・ウォーズ』の新版製作が発表されるなど、根強い人気を誇っています。シリーズの新作決定を記念して、実写版『スター・ウォーズ』に出演して いた俳優たちをプレイバック!
写真は、2005年5月、エピソード3にあたる『シスの復讐』UKプレミアにて。一番右がルーカス監督。ドゥークー伯爵役を演じたいまは亡きクリストファー・リーの姿も(左から3番目)。
ヘイデン・クリステンセン
エピソード2『クローンの攻撃』、エピソード3『シスの復讐』で、アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダーに。元は人々を救う優秀なジェダイ騎士のアナキンが、悪役史上最も名高いベイダーへと変貌していくプロセスを、繊細かつ丁寧に好演。後に結婚するパドメ・アミダラ役のナタリー・ポートマンと。
ユアン・マクレガー
アナキンを育てた師匠、オビ=ワン・ケノービの若い時代を 好演。エピソード1『ファントム・メナス』では、9歳のアナキン(ジェイク・ロイド)と出会い、その才能を見抜いた自分の師匠クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)を亡くすというハードな人生を送っています。
マーク・ハミル
アナキンとパドメの息子にして、エピソード4『新たなる希望』、5『帝国の逆襲』、6『ジェダイの帰還』の主人公、ルーク・スカイウォーカー。エピソード8『最後のジェダイ』にも登場し、その健在ぶりを発揮しています。写真は、アナキン役のヘイデン・クリステンセンといっしょに、「スカイウォーカー親子」の貴重なツーショット!
ハリソン・フォード
ルークの双子の妹、レイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)と後に結婚するメインキャラクター、ハン・ソロ。相棒のチューバッカと共に、愛船ミレニアム・ファルコン号を乗り回す腕のいいパイロット。写真は、ルーク役のマーク・ハミルの『ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム』授与式にて。この席でハミルは、フォードからのアドバイス「うぬぼれるなよ(don’t get cocky)」をいつも心がけている、と語っています。
アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ
『スター・ウォーズ』シリーズは、エピソード7『フォースの覚醒』から、フォースの力を持つ女性レイ(デイジー・リドリー)を主人公に据えた新章に突入。右から同作のメガホンを取ったJ・J・エイブラムス監督、レイの敵となるカイロ・レン役のドライバー、リドリー、レイを助けるフィン役のボイエガ。
マッツ・ミケルセン
エピソード3『シスの復讐』で生まれたルークが、エピソード4『新たなる希望』で自分の出生を知る大人になるまでには、約20年の間があります。その間に起きた出来事を描くのが『ローグ・ワン』。同作は反乱軍の戦士、ジン ・アーソ(フェシリティ・ジョーンズ)が主人公ですが、物語の鍵を握る彼女の父親にして天才科学者、ゲイリン・アーソを演じているのが、マッツ・ミケルセンです。『007 カジノ・ロワイヤル』の悪役ル・シッフル役で知られるミケルセンですが、心の熱いインテリ役も見事にはまっています。
アンディ・サーキス
モーションキャプチャーでキャラクターを演じたら、右に出るものはいないともされる名優アンディ・サーキス。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム、『猿の惑星』シリーズの主人公の猿シーザーなどで知られ、本人の顔がわからないのが残念ですが、その高い演技力はサーキスならでは。エピソード7『フォースの覚醒』では、カイロ・レン(アダム・ドライバー)を悪の道に引き込んだ「ファースト・オーダー」の最高指導者スノークを演じています。
オールデン・エアエンライク
シリーズのメインキャラクター、ハン・ソロの若き日々を描いた現在公開中の映画『ハン・ソロ』で、主人公を好演。同作では、相棒のチューバッカとの出会いも描かれています。後のハン・ソロ役のハリソン・フォードからは、お墨付きをいただいたという名演技に注目。
ダニエル・クレイグ
スパイ映画『007』シリーズの主人公、6代目ジェームズ・ボンドで知られるダニエル・クレイグも、エピソード7『フォースの覚醒』にカメオ出演していたことで有名。ただ、ストームトルーパーとして全身スーツを着ているため、なかなか本人とは確認しにくいのが残念!
ウィリアム王子、ヘンリー王子
イギリス王室の王子ふたりは、『スター・ウォーズ』の 大ファンとして知られています。エピソード8『最後のジェダイ』の撮影現場を訪問したり、ロンドンのプレミアにも出席しており、実は同作にもカメオ出演しているとか。でもクレイグ同様、本人確認ができない役で登場しているそうです。