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タロン・エガートン(Taron Egerton) photo:gettyimages
イギリス式一流紳士のたしなみの、忠実なる継承者
イギリス・ロンドンにある高級テーラー『キングスマン』。一見、普通の洋服仕立て店に見えるそこは、実はスパイ組織「キングスマン」の拠点だった……。といった内容のコミックを原作とした映画『キングスマン』(’14)。さすが表の顔がテーラーだけあって、そこに所属するスパイたちは、全員がいつもかっちりしたスーツに身を包んでいます。まさに「スーツが戦闘服」を地で行くスタイルが、どんなに汚れても優雅に見えるのは、イギリスが誇る「英国紳士の在り方」を忠実に受け継いでいるからでしょう。
そんな若手キングスマンのエグジーこと、ゲイリー・アンウィンを演じたのが、タロン・エガートン。1989年11月10日生まれのタロンは、イギリスのウェールズ出身で、名門RADA(王立演劇学校)を卒業しています。そういう意味では、演劇のエリートとしての教育を受けているためか、どんな表現でもなんでもござれ。『キングスマン』の戦うシーンは激しくも美しく、映画『イーグル・ジャンプ』では、実在のスキージャンプ選手、マイケル(エディ)・エドワーズ役を演じ、ミュージカルアニメ『SING/シング』では、艶やかな歌声を披露しています。
さらにタロンは、続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018年1月5日公開)でも、再びエグジー役を好演。どれほど卑劣な敵に対しても、エレガントに、対等にふるまうエグジーは、あくまでも「英国紳士の在り方」を貫きます。その徹底した流儀は、前作よりも成長し、一流スパイとなったエグジーそのままに、タロン自身も着々と力をつけている証なのでしょう。
写真は、2017年9月、ロンドンで行われた『キングスマン:ゴールデン・サークル』ワールドプレミアにて。
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
鮮やかなオレンジのフォーマルジャケットでモダンに
『キングスマン:ゴールデン・サークル』のエグジー。黒×オレンジの色使いが、フォーマルながらエッジのきいたスマートな印象。
襟元がバンドカラーのシャツで、カジュアル&クリーンに
サンディエゴのコミコンにて。『キングスマン:ゴールデン・サークル』で共演のコリン・ファース、チャニング・テイタムらと。
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
アクセサリーや小物にもこだわるのが英国紳士スタイル
恩師ハリー・ハート(コリン・ファース)と共闘するエグジー。『キングスマン』のめがねフレームは、カトラー&ビジネス社の手細工製品。腕時計はタグホイヤー、万年筆はチャーチルも愛用したコンウェイ・スチュワート社製と、一流ブランドを使用。
ジーンズ+スタンダードカラーシャツで優雅さを演出
『イーグル・ジャンプ』で共演したヒュー・ジャックマンと。2016年3月、ソウルにて。